Decretum について

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』を見て、感動した。
解像度が高いうちに、作品の復習をしつつ、楽曲について考察してみた。

※この考察は『魔法少女まどか☆マギカ』のネタバレを含みます

魔法少女まどか☆マギカ について

<少女という群像と、選択を描く作品>

2話 キュゥべえのセリフ
僕は君たちの `願い事` を何でも1つ叶えてあげる。
でも それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム。

この石を手にした者は `魔女` と戦う使命を課されるんだ。
10話 キュゥべえのセリフ
君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?
ストーリー

とある地方都市・見滝原市に住む鹿目まどかは、少し引っ込み事案な、どこにでもいる女子中学生。だが 魔法少女 となって魔女と戦う少女たちの存在を知り、その戦いに巻き込まれていく。魔法少女たちが傷つき倒れていく姿を悲観した彼女は、、、

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』パンフレットより引用

Decretum

ラテン語で「決断」「決心」を表す語。
作中で “さやかのテーマ” と呼ばれている曲

アニメ版では、さやかのシーンで使われているが、
劇場版ではアレンジが加わったり、別の曲に変わったりしている。

7話 美樹さやかのセリフ
でもね、私は人のために祈ったことを後悔してない。
その気持ちをウソにしないために…
後悔だけはしないって決めたの。
これからも。

因果, 希望, 絶望

希望から始まった魔法少女たちの祈りは、
因果を歪め、穢れを溜め込んでしまう

結果、魂は絶望に染まり、呪いを生んでしまう

7話 佐倉杏子のセリフ
奇跡ってのは、タダじゃないんだ。
希望を祈れば、それと同じ分だけ絶望が撒き散らされる。
そうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだよ。
8話 美樹さやかのセリフ
希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって、
いつだったか、あんた言ってたよね。
今ならそれ、よくわかるよ。
たしかに私は何人か救いもしたけどさ、
だけどその分、心には恨みや妬みが溜まって、
一番大切な友達さえ傷つけて。。

誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。
私たち魔法少女って、そういう仕組みだったんだね。
あたしって、ほんとバカ

美樹さやかの願い

事故で動かなくなった腕を治したい(=癒しの力)

12話 美樹さやかのセリフ
…うん…これでいいよ。
そうだよ。
あたしはただ、もう一度あいつの演奏が聴きたかっただけなんだ。

あのバイオリンを、もっともっと大勢の人に聴いて欲しかった。
…それを思い出せただけで、十分だよ。もう何の後悔もない。

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